日本防菌防黴学会

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日本防菌防黴学会誌

Vol.50,No.2 (2022)

表題:
食品製造現場における食品衛生7S(整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔)の実践的な活用
[10]食品衛生7Sの実践による効果と今後の発展
著者:
角野久史((株)角野品質管理研究所)
掲載:
日本防菌防黴学会誌,Vol.50,No.2,pp.57−65(2022)

食品衛生7Sの取り組みを継続して取り組みを行っているとその効果が顕著となる。まず,作業者の行動に責任感が生まれ,ルールを守った行動を心掛ける現場環境になるし,現場からの報連相が活発化してくる。整理整頓を徹底し,表示することにより作業効率が向上し,清掃や洗浄方法がマニュアル化されることにより作業者によって結果が大きくぶれなくなる。その結果として,異物混入等お客さんのお申し出が限りなくゼロに近づく。

Key words:
食品衛生7Sは企業の安心と利益をもたらす/食品衛生7Sのねらい−社員とその家族の幸せ.