日本防菌防黴学会

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日本防菌防黴学会誌

Vol.46,No.2 (2018)

表題:
「ベトナムにおける薬剤耐性菌の現状とその対策」[1]
~地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)を通して~
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)
著者:
野田正彦(国立研究開発法人日本医療研究開発機構 国際事業部)
掲載:
日本防菌防黴学会誌,Vol.46,No.2,pp.69−76(2018)

講座「ベトナムにおける薬剤耐性菌の現状とその対策」で紹介されるベトナムとの国際共同研究は日本医療研究開発機構(AMED)と国際協力機構(JICA)が共同で実施する「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)を活用して行われた。SATREPSは科学技術を我が国のソフトパワーとして活用し,外交と連携して相手国に貢献することを狙いとした研究開発と技術協力を一体的に運用する我が国独自の画期的なプログラムである。開発途上国のフィールドや対象物を活用した研究と並行して,研究拠点整備や人材育成を行えるなど相手国の自立的・持続的活動に向けた体制構築が可能となる。本号ではAMEDが実施する感染症分野のSATRAPSプログラムの概要と社会実装に向けた活動を紹介する。

Key words:
SATREPS/科学技術外交/開発途上国/感染症/課題解決.