日本防菌防黴学会

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日本防菌防黴学会誌

Vol.42,No.8 (2014)

表題:
カビ検査法[2] カビ検査環境
著者:
小菅旬子(NPO法人カビ相談センター)
掲載:
日本防菌防黴学会誌,Vol.42,No.8,pp.439-443(2014)

カビ検査の基礎情報として,必要な検査環境を事前に把握することができれば,初心者もカビ検査を始めやすくなると思われる。
カビ検査環境は大きくハード面とソフト面に分けられる。カビ検査を始めるにあたり,まず準備しなくてならないのはハード面であり,汚染事故防止やバイオセーフティの観点から適切な施設・設備を整備したい。カビ検査用の機器は検査内容によって必要な物が異なるため,目的や用途に応じて揃える。細菌検査と共用が可能な機器も多いので,機器の準備を行う際はその点も考慮して検討すると良い。
一方のソフト面の検査環境であるが,カビ検査を始める段階で必要な専門知識や技術は限られており,この点に関してカビ検査は初心者が参入しにくい領域ではない。カビ検査を行う上では,汚染事故対策など周囲の理解や協力を必要とする場面が多いことから,検査担当者と周囲が連携して,良好な検査環境を構築することが望ましい。

Key words:
カビ検査/初心者/検査環境/ハード面とソフト面/汚染事故/運用ルール.