日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 40, No.6 (2012)



表 題 クリーンルームのオゾンガス滅菌を目的としたオゾンガスに対する各種建築・設備材料の耐性評価(技術論文)
著 者 岩村卓嗣(大成建設(株)),長野克則(北海道大学工学部),若山恵英(大成建設(株)),小阪教由((株)ハマネツ),野上俊宏((株)富士薬品),新谷英晴(中央大学理工学部),加藤美好(大成建設(株))
掲 載 防菌防黴,Vol.40,No.6,pp.333-340(2012)

無菌製剤を製造するクリーンルームの滅菌手法として従来のホルムアルデヒドガス滅菌の代替手法の一つとしてオゾンガス滅菌システムがある。オゾンガスは強い酸化力による殺菌効果を有する反面,材料によってはオゾンガスにより変性を引き起こす場合もあり得る。本論文ではオゾンガス滅菌システムを導入するにあたり,建築・設備の様々な材料・器具等に関するオゾンガスに対する長期曝露試験を実施したので報告する。

Key words Clean rom(クリーンルーム)/Pharma-ceutical factory(医薬品工場)/Sterilization(滅菌)/Ozone gas(オゾンガス)/Degradation test(劣化試験).