日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 38, No.5 (2010)



表 題 食品工場におけるトータルサニテーション[1]トータルサニテーション管理論
著 者 上田 修(日本防菌防黴学会名誉会員)
掲 載 防菌防黴,Vol.38,No.5,pp.309-317(2010)

サニテーションは,食品企業で取り組まねばならない未来永劫の必須課題であるが,昨今は,GMP(適正製造基準)や HACCP の前提条件プログラムの観点から,古くて新しい課題として取り組まれている。本報では,「関連業務の相互関連性の重視」,システム対応の必要性」,「究極の管理目的は環境微生物制御」を3つの理念とする総合的で組織的なトータルサニテーション管理論について解説する。
Key words サニテーション/トータルサニテーション/トータルサニテーション管理システム/トータルサニテーション・マネジメントシステム/HACCP/GMP/前提条件プログラム/PRP/リービッヒの最少律/ドベネックの桶,ハードサニテーション,ソフトサニテーション,パーソネルサニテーション.