日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 37, No.10 (2009)



表 題 食品の化学的保存技術[5] 食品の化学的保存技術各論 2)既存保存料 [1]ε-ポリリジン
著 者 武藤正道(チッソ(株)横浜研究所)
掲 載 防菌防黴,Vol.37, No.10, pp.765-772(2009)

ε-ポリリジンは,リジンのみから構成される平均分子量約4500のアミノ酸のホモポリマーである。ε-ポリリジンは,幅広い抗菌スペクトル,幅広い pH で抗菌効果を示し,高い安全性を持つことから食品添加物リストの保存料に収載されている物質である。ポリリジンは,米国で問題とされている食中毒患者の減少に期待され,米国 FDA の GRAS を取得している。
ε-ポリリジンの抗菌メカニズム,食品の保存,さらに,工業用抗菌剤とも同等な抗菌効果を示すことを述べる。
Key words ε-Poly-L-lysine(ポリリジン)/Amino acid(アミノ酸)/Natural peptide(天然ペプチド)/Food additive(食品添加物)/Preservative(保存料)/Sterilization(殺菌).