| 表 題 |
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抗菌剤の使用実態と安全性：ナノ材料に関する国内外の動向 |
| 著 者 |
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鹿庭正昭（国立医薬品食品衛生研究所） |
| 掲 載 |
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防菌防黴，Vol.36, No.3, pp.167－171（2008） |
「ナノ銀（ナノシルバー）」等，抗菌剤のナノ材料について，ヒト体内挙動を含め，新たな有害性に注目した安全性評価の総合的な取り組みが進められている。今後，神経系（特に脳神経系）への有害性，生殖発生毒性，遺伝毒性（変異原性），内分泌かく乱性（酵素系，ホルモン系への影響）等についても，科学的な裏づけデータが蓄積されていくものと期待される。ナノ材料の使用実態とともに，ナノ材料の安全性評価方法の現状と今後の課題について，日本，米国における動向を中心に，医薬品，食品，化粧品と比較しつつ，抗菌加工製品を例に挙げながら概説する。
| Key words |
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usage situation（使用実態）/safety assessment（安全性評価）/nano-material（ナノ材料）/antimicrobial agent（抗菌剤）. |
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