日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 36, No.2 (2008)



表 題 ペットから人へ,身近で起こる人獣共通感染症[2] 感染症の感染経路と症状・予防対策(1)ウイルス感染症
著 者 本多英一 (東京農工大学農学部獣医学科)
掲 載 防菌防黴,Vol.36, No.2, pp.131-137(2008)

我が国において狂犬病は1956年以降発生はない。しかし2006年11月フィリピンで犬に咬まれた2人の日本人が帰国後狂犬病を発症して亡くなった。これは1970年ネパールで犬に咬まれ帰国後発病した,学生以来36年ぶりであった。しかし現在のところ犬の発生はない。
インフルエンザウイルスは2種類の不連続変異と連続変異がおこることが知られている。これと関係あると思われているのが高病原性鳥インフルエンザウイルスで現在,地上で広まっている。
Key words 狂犬病 / 日本脳炎 / インフルエンザ / 高病原性鳥インフルエンザウイルス.