日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 36, No.1 (2008)



表 題 食品・化粧品・医薬部外品・塗料における防腐技術[2] 化粧品・医薬部外品における防腐技術概論
著 者 南野美紀 ((株)ベルヴィーヌ)
掲 載 防菌防黴, Vol.36, No.1, pp.49-60 (2008)

多くの原料の混合物で, 多様な剤形をとる化粧品・外用の医薬部外品の防腐技術の概要を解説する。 化粧品の防腐技術を理解するには, 化粧品製剤の特徴を知るとともに, 防腐剤を含む原料・成分の相互作用を知ることが重要である。 本稿では, 化粧品に使用可能な防腐剤と, 防腐力に影響を及ぼす成分について解説するとともに, 製剤別の防腐技術の要点をまとめた。 さらに防腐技術を確立するために重要な保存効力試験についても言及する。
Key words 化粧品 / 防腐技術 / 防腐剤 / 処方 / 油 / 界面活性剤 / 水溶性高分子 / 金属塩 / 植物成分 / 乳化 / 粉体 / パラオキシ安息香酸エステル / フェノキシエタノール / 抗微生物作用 / 保存効力試験