日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 36, No.1 (2008)



表 題 家庭におけるトイレ環境のクリーン化技術について
著 者 桶田岳見 (松下電器産業(株) 松下ホームアプライアンス社 電化住設研究所 材料技術グループ)
掲 載 防菌防黴, Vol.36, No.1, pp.17-22 (2008)

健康・衛生に対する関心が高まり温水洗浄便座の普及してきている。 我々は衛生面での要望が強い, トイレの脱臭, 便座の汚れに対する技術の開発を行った。
トイレの脱臭技術の開発に伴い臭気成分を定性分析し, 硫化水素, 硫化ジメチル, メチルメルカプタン, アンモニア・アミンの4成分をターゲットとして選定, 脱臭技術の開発を行った。 また, トイレの便座の衛生技術については, 人体洗浄ノズルに着目。 洗浄ノズルの材質, 分離株の熱抵抗性, 洗浄方式の検討により, 衛生性向上の可能性を検討した。
Key words トイレ/脱臭/臭気成分/温水洗浄便座/人体洗浄ノズル/熱抵抗性/材質.