日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 35, No.7 (2007)



表 題 滅菌線量設定方法の概要とその選択
著 者 長嶋和浩 (日本照射サービス(株)営業部)
掲 載 防菌防黴, Vol.35, No.7, pp.429-435 (2007)

放射線滅菌を行う際, 滅菌線量の設定は, 最も重要な過程であり, 製品のバイオバーデン数や放射線抵抗性等から滅菌線量を決定する。 厚生労働省では, 放射線滅菌による医療機器の滅菌線量の設定方法として, (1) ISO 11137 附属書Bの方法1および(2)方法2, (3) ISO/ TR13409, (4) ISO/WD14724, (5)バイオバ-デン数と抵抗性を検証した上での決定, 以上5つの方法を認めている。 また, 2006年4月に ISO11137 が改訂された。 本稿では, 滅菌線量設定方法の概要とその選択について解説する。
Key words 滅菌バリデーション/滅菌線量設定/放射線滅菌/ISO11137/VDmax.