日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 35, No.6 (2007)



表 題 病院内で行われる滅菌法と有効性の確認法
著 者 古橋正吉 (東京医科歯科大学)
掲 載 防菌防黴, Vol.35, No.6, pp.365-373 (2007)

病院では, 次の6種の滅菌法が使用できる。
飽和蒸気法
乾熱法 (新方式)
ホルムアルデヒドガス法
エチレンオキサイドガス法
過酸化水素プラズマ法
薬液法
本文では, これらの滅菌法について述べる。 滅菌工程では, 時間, 温度, 圧力, ガス濃度などがモニターされている。 病院の中央材料部においては, 滅菌の定期確認に上記の細菌芽胞の一定数を接種した市販の生物学インジケータを用い, 滅菌サイクルが完了した後に, 培養試験を行い, 指標菌の生存について調べる。 これらの指標菌は, 滅菌法に対する抵抗性を考慮して選択する必要がある。
Key words Methods of sterilization some of the latest views.