日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 35, No.6 (2007)



表 題 ノロウイルスの代替としてネコカリシウイルスを使用した電解水による厨房内の二次汚染防止に関する検討
著 者 片寄政彦, 吉田恭一郎, 紙谷喜則, 齊藤洋介, 阿知波信夫 (ホシザキ電機(株)), 江口 充 (近畿大学大学院農学研究科), 岩沢篤郎 (昭和大学藤が丘病院)
掲 載 防菌防黴, Vol.35, No.6, pp.359-364 (2007)

ノロウイルスの代替としてネコカリシウイルスを使用して, 電解水による in vitro での不活化効果と調理器具や手指の洗浄効果を検討した。 電解水による高い不活化効果, 調理器具や手指に対する高い除去, もしくは不活化効果が確認され, 電解水を用いることにより, ノロウイルスの二次汚染を防止することが可能であることが示唆された。
Key words Norovirus (ノロウイルス)/Feline calicivirus (ネコカリシウイルス)/Electrolyzed water (電解水)/Hand-washing (手洗い)/Cross-contamina-tion (二次汚染).