日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 34, No.6 (2006)



表 題 精製水の生菌数評価に用いる R2A 培地の培養条件に関する検討
著 者 柿沼清香 (田辺製薬(株) 分析研究所), 縄田雅裕 (田辺製薬(株) 大阪工場品質管理部), 古巣豊志 (田辺製薬(株) 小野田工場品質保証部), 立川瑞枝, 高橋栄二, 夜久晃治, 大澤 孝 (田辺製薬(株) 分析研究所)
掲 載 防菌防黴, Vol.34, No.6, pp.317-322 (2006)

 R2A 培地及び SCDA 培地を用いて精製水の生菌数評価を実施し, 検出微生物を同定した。 14日培養後において, R2A 培地での生菌数は SCDA 培地の1から4倍であることがわかった。 また R2A 培地は多様なα-Proteobacteria 綱の細菌を検出でき, 精製水のように貧栄養な水環境に生息する微生物の検出培地として適切であることが確認された。 R2A 培地の検出微生物のうち, 最多は Bradyrhizobium 属であった. R2A 培地の至適培養温度は30~35℃であったが, 検体中の主な微生物群が異なる場合は事前検討が必要である。 培養時間は, 日常点検や定期点検など目的に応じて7日程度または14日以上を設定することが望ましい。
Key words Purified water (精製水)/R2A media (R2A カンテン培地)/Microbial monitoring (微生物モニタリング).