| 表 題 |
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塩酸を原料にして製造した微酸性電解水によるネギ類などの野菜の洗浄殺菌効果について |
| 著 者 |
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鈴木 潔, 中村悌一, 小久保貞之, 冨田 守 （森永乳業（株）食品総合研究所, 機能水プロジェクト）, 土井豊彦 （森永乳業（株）装置開発研究所） |
| 掲 載 |
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防菌防黴, Vol.33, No.10, pp.509-522 （2005） |
微酸性電解水によるネギ類などの洗浄除菌効果について調査した結果をこの報告にまとめた。 ネギ類の除菌効果はレタスに比べて悪かったが, タマネギの内部にはほとんど菌が存在しなかった。 ニンジン, 大根, イモ類, 果菜類, の内部もまた菌が存在しなかった。 これらの野菜類は微酸性電解水で外側を充分洗浄後, 皮を剥くことにより菌数の少ない製品が得られた。 キュウリは微酸性電解水中でこすることが除菌に有効であった。 この原因はキュウリの表面に多数のバイオフィルムと気孔が存在するためであることが確認された。 各種野菜における菌の分布を調査し, その野菜の菌の分布を考慮した洗浄方法を選んだとき菌数の少ない製品が得られた。 |
| Key words |
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Slightly acidic electrolyzed water （微酸性電解水）/Disinfection （殺菌）/Onion （タマネギ）/Carrot （ニンジン）/Cucumber （キュウリ）. |
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