日本防菌防黴学会

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日本防菌防黴学会誌

Vol.43,No.4 (2015)

表題:
ドラッグデリバリーシステム[5] 吸収改善
著者:
畑中朋美(東海大学医学部医学科 分子生命科学),杉林堅次(城西大学薬学部薬科学科 薬粧品動態制御学)
掲載:
日本防菌防黴学会誌,Vol.43,No.4,pp.209−215(2015)

ドラッグデリバリーシステム(DDS)の課題の1つである吸収改善についてまとめる。吸収改善とは投与部位から全身循環系に移行する薬物の量と速度の制御を目的として,DDSにより化合物もしくは吸収障壁の性質に何らかの変化を与える技術である。まず,経口投与と経皮投与に焦点を当て,薬物の吸収障壁について概説する。この吸収障壁を克服するための吸収改善のアプローチを薬物の修飾,吸収障壁の克服,投与経路の変更の3つに分け,その現状と将来像について述べる。

Key words:
Drug delivery system(ドラッグデリバリーシステム)/Absorption enhancement(吸収改善)/Skin absorption(経皮吸収)/Intestinal absorption(消化管吸収).