日本防菌防黴学会

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日本防菌防黴学会誌

Vol.41,No.6 (2013)

表題:
医薬品製造現場から医療現場までの水の微生物管理 [4]人工透析治療に用いる透析液の微生物管理と現状
著者:
楢村友隆(千葉科学大学危機管理学部医療危機管理学科)
掲載:
日本防菌防黴学会誌,Vol.41,No.6,pp.343-352(2013)

国内で人工透析治療を受けている患者は30万人にも及ぶ。人工透析治療は,人工腎臓を介して血液と透析液を接触させ,血液中の不純物を除去し,血中に不足している物質を透析液側より補充する治療である。1回の治療に用いられる透析液は約120Lにも及び,透析液中に生理活性物質などの不純物が含まれていると,生体に炎症反応を引き起こし,各種透析関連合併症を誘発することが知られている。 本稿では人工透析治療の概要を記し,人工透析治療に用いる透析液の微生物管理とその現状について概説する。

Key words:
Hemodialysis(人工透析治療)/Dialysis fluid(透析液)/Microbial control(微生物管理).