日本防菌防黴学会

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防菌防黴誌(和文誌)

Vol. 37, No.12 (2009)



表 題 食品の化学的保存技術[8] 各論 3)日持ち向上剤による保存技術 [2]ワサビ・カラシ抽出物
著 者 城戸浩胤(三菱化学(株)),井伊重雄,土屋敦子(三菱化学フーズ(株))
掲 載 防菌防黴,Vol.37,No.12,pp.893-901(2009)

カラシ抽出物の主成分であるアリルイソチオシアネート(AIT)は幅広い抗菌スペクトルを持ち,微量で高い抗菌性を示す。しかしながら,AIT は揮発しやすく,ワサビやカラシ特有の強い刺激臭を持つため利用が困難であった。ここではこの AIT の揮発性を製品として利用しやすい方法で制御した技術を紹介し,さらに物理化学的な観点から制御した新規の技術について紹介する。今後,この AIT の揮発性をさらに制御することによって,今まで以上に幅広い分野に応用されると期待される。
Key words Allyl isothiocyanate(アリルイソチオシアネート (AIT))/Mustard extract(カラシ抽出物)/Wasabi extract (ワサビ抽出物)/Antimicrobial(抗微生物)/Smell(におい)/Control(制御)